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ヘンデル/オペラの作曲家

ヘンデル/オペラの作曲家





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オペラの作曲家を扱っています。

このページでは
『ヘンデル』について紹介します。
音楽のイメージ写真
ヘンデル 1685〜1759

ドイツで生まれヨーロッパ中(とくにイギリス)で活躍したバロックを代表する大作曲家。

若いときはハンブルクで作曲家として頭角をあらわし、フィレンツェ・ローマ・ナポリ・ヴェネツィアなどで活動を行った。
その後、ハノーファー選帝侯の宮廷楽長に招かれたが、辞して1712年以降はイギリス中心に活動を行うことになる。これはロンドンでオペラ『リナルド』が大成功したことによる。

その後ハノーファー選帝侯がイギリス国王となったことから、『水上の音楽』(1717年)を作曲して国王との仲を回復させ、国王の庇護のもと王立音楽アカデミーを創設してオペラ改革に乗り出した。王立音楽アカデミーは経営難ですぐ倒産したが、新しいアカデミーをつくりイタリア語オペラを作り続けた。

1733年にアカデミーのライバルとなる『貴族オペラ』が設立されるが、1737年に共倒れの形で倒産する。ちなみに『貴族オペラ』でヘンデルのライバルであった作曲家に、ファリネッリの師でもある「不滅の」ポルポラがいた

このようにオペラの世界では緊張関係が続いたが、ヘンデルは1741年まではオペラを作曲し続けた。その後はオラトリオや器楽の作曲に切り替え数々の傑作をこの分野でも生み出すことになった。

【代表作】

<オペラ>
『リナルド』(1711年作曲)、
『ジュリアス・シーザー』(1724年作曲)、
『セルセ』(1738年作曲)etc

<オラトリア>
『メサイア』(1740〜1741年作曲)etc

 
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